詳細ユーザーガイド|v1.0.2
DeFlow

DeFlow は映像制作の案件・売上・修正対応・請求書を一元管理するブラウザアプリです。 このガイドでは全機能を詳しく解説します。

📋
案件一覧
テーブル・検索・フィルタ
📅
カレンダー
撮影日を帯グラフで表示
🗂
カンバン
ステータスをドラッグ管理
💴
売上分析
期間別集計・粗利計算

はじめに

DeFlow とは

DeFlow は映像制作会社・フリーランスの映像クリエイター向けに設計された案件管理ツールの少人数チーム版です。インストール不要で、HTMLファイルをブラウザで開くだけで使用でき、共有フォルダを介して2〜5人程度のチームでデータを同期できます。

  • 案件の進捗・ステータス管理
  • 👥 共有フォルダ同期によるチームでのデータ共有(約20秒間隔)
  • 撮影スケジュールのカレンダー・ガント表示
  • 請求書・見積書の作成と管理
  • 売上・粗利の集計と分析
  • 修正回数の管理と追加費用の記録

ファイルの開き方

HTMLファイルをダブルクリックするか、ブラウザウィンドウにドラッグ&ドロップして開きます。Chrome / Safari / Firefox など最新のブラウザを推奨します。

データの保存について

データはブラウザの localStorage(ローカルストレージ)に自動保存されます。さらに「👥 チーム共有」(10章)を設定すると、変更のたびに共有フォルダのJSONファイルへも保存され、チームでの同期と自動バックアップを兼ねられます。以下の点にご注意ください。

注意:ブラウザのキャッシュ・履歴を消去するとデータが失われます。定期的に「バックアップ書き出し」でJSONファイルを保存してください。
自動リマインダー:最後のバックアップから14日以上経過すると、起動時に書き出しを促す通知が表示されます(「今すぐ書き出す」ボタンからワンクリックで保存できます)。
注意:localStorageのデータ自体はブラウザごと・端末ごとに独立しています。複数PC・複数メンバーで同じデータを扱うには「👥 チーム共有(共有フォルダ同期)」を設定してください。単発の移行なら「バックアップ書き出し」→「読み込み」でも可能です。

1.画面の基本構成

DeFlow の画面は大きく3つのエリアに分かれています。

エリア内容
ヘッダーツール名・「+ 新規案件」ボタン・ビュー切替タブ・設定など
コントロールバー検索ボックス・各種フィルタ(ステータス・担当者・アラート)
コンテンツエリア選択中のビュー(一覧・カレンダー・カンバン・売上分析)
ヒント:画面右上の「···」メニューからバックアップ・CSV出力・アーカイブ・ゴミ箱にアクセスできます。

2.案件の作成と編集

新規案件の作成

以下のいずれかの方法で新規案件フォームを開きます。

  • 画面左上の 「+ 新規案件」 ボタンをクリック
  • キーボード N キー(モーダルが閉じている時のみ有効)

フィールド詳細

フィールド説明備考
案件名 案件のタイトル。一覧・カンバン・カレンダーなどすべてのビューで表示される主要な識別子です。 必須
請求書名目 請求書・見積書に表示する案件名。案件名と異なる正式名称がある場合に使用します。省略時は案件名が使われます。 省略可
クライアント 発注企業・個人名。担当者フィルタとは別に管理されます。 オートコンプリート対応
担当者 社内の担当スタッフ名。過去に登録した担当者名がオートコンプリートで候補表示されます。また、担当者フィルタで絞り込みができます。 オートコンプリート対応
ステータス 案件の進行状況。設定画面でステータス名をカスタマイズできます。カンバンビューのカラムに対応します。 設定でカスタマイズ可
撮影日(開始) 撮影開始日。カレンダービューで帯の左端になります。
撮影日(終了) 撮影終了日。カレンダービューで帯の右端になります。省略時は開始日と同日として扱われます。 省略可
編集期間(開始/終了) 編集作業の期間。カレンダー・ガントに黄色の帯で表示されます。撮影のない編集のみの案件はここだけ入力すればスケジュール管理できます。 省略可
納期 最終納品期限。納期を過ぎると一覧で赤アラートが表示されます。納期7日以内は黄アラートです。 超過でアラート
見積金額 案件の合計受注金額(税込 or 税抜)。入力時はカンマなしで入力し、フォーカスを外すと自動的にカンマ区切りに整形されます。 カンマ自動整形
修正回数上限 無償で対応する修正の上限回数。案件詳細画面で修正回数を記録でき、上限に達すると警告バッジが表示されます。 省略可
入金日 実際に入金が確認された日付。売上分析の集計基準として使用できます。
素材・共有リンク frame.io・Google Drive などの素材共有URL。案件詳細からワンクリックで開けます。 検索対象
メモ 自由記述欄。検索ボックスでメモの内容も検索対象になります。 検索対象

経費・コストの登録

案件フォームの下部には「追加請求項目」と「経費」の2種類のコスト入力欄があります。

セクション用途粗利への影響
追加請求項目 スタジオ費・出張費など、クライアントへ請求する追加費用。見積金額に加算され合計請求額になります。 合計金額に加算(収益扱い)
経費 外注編集費・カメラマン費など、自社が負担する制作コスト。請求書には載せないが粗利の計算に使用します。 粗利から減算

粗利の計算式:(見積金額 + 追加請求項目) − 経費 = 粗利

🔔 支払アラート:各コスト行の「🔔支払」チェックボックスをオンにすると、撮影日(終了日または開始日)の翌月末営業日が支払予定日として自動計算され、カレンダービューに🔔マーカーが表示されます。支払いが完了したら「✅支払済」ボタンで完了マークを付けられます。

メモ:支払予定日は手動入力ではなく撮影日から自動算出されます。案件に撮影日が設定されていない場合はアラートが表示されません。

修正回数管理

案件フォームで「修正回数上限」と「現在の修正回数」を設定すると、修正対応の状況を管理できます。

  1. 案件編集フォームで「修正回数上限」を設定(例:2)
  2. 修正対応のたびに「現在の修正回数」を更新
  3. 上限に達すると一覧・カンバン・詳細画面に ⚠️ 修正上限 バッジが表示される
  4. 案件詳細の「+追加修正費を追加請求項目に追加」ボタンで、追加費用を追加請求項目欄に自動登録できます
メモ:上限なしで修正を受け付ける場合は「修正回数上限」フィールドを空にしてください。

3.5つの表示ビュー

画面上部のタブ、またはキーボード 15 でビューを切り替えます。

📋 一覧ビュー(テーブル)

すべての案件を表形式で一覧表示するメインビューです。

内容
チェックボックス一括操作用の選択チェック
案件名クリックで案件詳細を開く(修正上限到達時は警告表示)
クライアント発注先
ステータス進行状況バッジ
納期超過で赤、7日以内で黄色のアラート表示
金額見積金額+追加請求項目の合計
請求状況未請求・請求済み・入金済み・入金遅延
担当担当スタッフ
操作「編集」ボタンで編集フォームを開く

ソート

案件名・クライアント・納期・金額の列ヘッダーをクリックすると、その列で昇順・降順ソートできます。

📅 カレンダービュー

撮影期間(青)と編集期間(黄)を月カレンダー上に帯グラフで表示します。スケジュール確認に最適です。

  • 🎥 青い帯:撮影期間(開始〜終了)
  • ✂️ 黄色い帯:編集期間。編集のみの案件もここに表示されます
  • 複数案件の重複:同日に複数の帯がある場合、行を分けて表示
  • 🇯🇵 日本の祝日:祝日名つきで赤色表示(内蔵計算・ネット接続不要。振替休日・国民の休日対応)。日曜は赤、土曜は青
  • 月切替:← → ボタン、またはキーボード Tで今月へ
  • 帯をクリック:案件の詳細を表示
メモ:入金期限の自動計算(月末・支払サイト)も土日だけでなく祝日を避けて直前の営業日に調整されます。将来の祝日法改正には自動追随しないため、法改正があった場合はアップデート版をご利用ください。
カレンダービューでは検索・フィルタは無効になります(検索バーがグレーアウトされます)。

🗂 カンバンビュー

ステータスごとにカードを縦に並べて表示します。プロジェクトの進捗を視覚的に把握できます。

  • カラム:各ステータス(受注・撮影中・編集中など)が1カラムに対応
  • カードのドラッグ:カードを別カラムにドラッグしてステータスを変更
  • タッチ操作対応:iPad・スマートフォンでは、カードを長押し(約0.25秒)してからドラッグで移動できます
  • カラムの表示制限:設定で非表示にしたステータスはカンバンに表示されません

📊 ガントビュー

1週間前〜8週間後の範囲で、進行中案件の撮影期間・編集期間・納期を横断的に俯瞰できるタイムラインです。請求書発行済み・請求完了の案件は表示されません(制作スケジュールの俯瞰に集中するため)。

  • 青いバー:撮影期間(開始〜終了)
  • 黄色いバー:編集期間(「編集期間」フィールドを入力していればその期間、未入力なら撮影終了の翌日〜納期を自動表示)
  • ひし形マーカー:納期(緑=余裕あり / 黄=7日以内 / 赤=超過)
  • 行クリック:案件詳細を表示。検索・フィルタも適用されます

💴 売上分析ビュー

期間別の売上・粗利・回収状況を集計・可視化します。

集計軸の切替

集計単位説明
年別暦年(1月〜12月)ごとに集計
年度別会計年度(4月〜翌3月)ごとに集計
月別月ごとに集計(直近24ヶ月)

基準日の切替

基準日説明
納期案件の納期を基準に期間に振り分け
請求書発行日請求書の発行日を基準に振り分け
入金日実際の入金日を基準に振り分け(入金管理に最適)

集計行のクリック展開

各期間行をクリックすると、その期間に含まれる案件リストが展開表示されます。案件名をクリックして詳細に移動できます。

グラフ(青いバー)

各行の右端に表示される青いバーは、その期間の売上金額を棒グラフとして表現したものです。最大値を100%として各期間の相対的な売上規模を一目で確認できます。

📈 売上推移グラフ

KPIカードの下に、直近12ヶ月の売上推移が棒グラフで表示されます。選択中の「基準日」に連動し、今月のバーは強調表示されます。バーにカーソルを合わせると金額が確認できます。

🎯 月間売上目標

設定画面(S)→「一般」タブ→「月間売上目標」を設定すると、KPIに今月の達成率カードが追加され、推移グラフには目標ラインが破線で表示されます。

💸 資金繰り予測

今後6ヶ月の「入金予定額(入金期限ベース・未入金分)」と「外注支払予定額(🔔支払アラート項目の未払い分)」、その差引が月別に表示されます。入出金のピークを事前に把握できます。

5.請求書・見積書

作成の手順

  1. コントロールバーの「📄 請求書作成」ボタン、または案件詳細の「📄 請求書を作成」「📝 見積書を作成」をクリック
  2. (請求書作成ボタンの場合)対象月を選び、クライアントごとにまとめられた未請求案件から請求対象をチェックで選択
  3. 品目を編集(名称変更・経費/追加品目の追加削除・税込/8%の切替)。「明細(数量×単価)」をONにすると数量・単位(式/本/日など)・単価の欄が現れ、金額=数量×単価で自動計算されます。OFFなら従来どおり金額のみのシンプル入力です
  4. 宛名の敬称(自動/御中/様/なし)や源泉徴収の控除表記など必要なオプションを設定
  5. 「✅ 発行する」で発行 →「🖨 印刷(PDFとして保存)」でブラウザの印刷ダイアログを開く
  6. 印刷ダイアログで「PDFに保存」を選択してPDF化
印刷のヒント:印刷時、品目テーブルの行が改ページで分断されないよう自動調整されます。長い請求書も見やすく印刷できます。
ステータス自動連動:請求書を発行すると、対象案件の「請求書発行日」「入金期限」が自動記録され、ステータスが「請求書発行済み」に進みます。さらに案件に入金日を入力すると「請求完了」へ自動遷移します。

税率・源泉徴収の表記

機能説明
税込/税抜品目ごとに「税込」チェックで内税扱いに切替。税込品目は「うち消費税額」が区分表記されます(インボイス制度対応)
軽減税率 8%品目ごとに「8%」チェックで軽減税率を適用。税率ごとの対象額・税額が区分表記されます
源泉徴収「源泉徴収税(10.21%)を控除表記」にチェックすると、税抜報酬額(税込品目は税抜相当額)から算出した源泉徴収税額と「お振込金額」が請求書に表記されます(100万円超の部分は20.42%で自動計算)
消費税対象外「消費税対象外(消費税を請求しない)」にチェックすると、消費税の計算・表記を行わない請求書を発行できます。免税事業者の方や、消費税の請求を受け付けないクライアントへの請求に。対象外である旨の注記が自動で印字されます
明細(数量×単価)品目ごとに数量・単位・単価を入力し、金額を自動計算するモード。帳票も「品目/数量/単位/単価/金額」の5列で印字されます。単位は「式」「本」「日」など自由入力(候補つき)。OFFにすれば従来のシンプルな金額入力のままです
宛名の敬称法人名なら「御中」、個人名なら「様」を自動判定。プレビュー画面で手動切替も可能

請求書・見積書の管理

機能説明
発行履歴請求書・見積書モーダルの「発行履歴」タブで、過去に発行した帳票の一覧を確認
再印刷履歴の「再印刷」ボタンで発行時の内容のまま再出力
取消請求書履歴の「取消」ボタンで誤発行を取消。紐づく案件の請求書発行日・入金期限がクリアされ、ステータスが「納品済み」に戻ります
入金記録案件編集フォームで入金日を記録。売上分析の「入金日」集計に反映され、ステータスも「請求完了」へ自動遷移

👥 クライアント台帳

「···」メニュー →「👥 クライアント台帳」で、クライアントごとの情報をマスタ管理できます。

登録項目請求書への効果
住所・郵便番号・ご担当者請求書・見積書の宛名の下に自動印字されます
支払サイト翌月末 / 翌々月末 / 発行から30・45・60日から選択。請求書作成時に入金期限が自動計算されます(土日は直前の金曜に調整)
敬称御中/様/なしを固定できます(未設定なら自動判定)
メモ窓口の連絡先・請求時の注意点などを記録
メモ:台帳は任意です。未登録のクライアントも従来どおり請求書を発行できます(デフォルト設定が使われます)。

📧 入金遅延の督促サポート

入金期限を過ぎても入金日が入っていない案件は、案件詳細の「請求・入金」欄に「督促メール文面をコピー」ボタンが表示されます。クリックすると、請求書番号・金額・期限・経過日数を差し込んだ丁寧な督促メール文面がクリップボードにコピーされ、メールソフトに貼り付けるだけで送信できます。

会社情報・振込先の設定

設定画面(S)→「📄 請求書」タブで、発行者名・住所・振込先・電話番号などを登録できます。一度設定すれば毎回自動入力されます。

ロゴの掲載

設定画面(S)→「📄 請求書」タブ→「ロゴ画像」でPNG / JPG / SVGをアップロードすると、請求書・見積書の発行者欄にロゴが表示されます。請求書・見積書のプレビュー画面には「🖼 ロゴ位置調整」パネルが表示され、横位置・縦位置・サイズをリアルタイムで調整できます。設定は自動保存されます。

6.アーカイブ・ゴミ箱

機能使い方復元
📦 アーカイブ 完了・保留中の案件を一覧から非表示にします。データは保持されます。編集モーダル下部または ··· メニューから実行。 「アーカイブ」画面から復元可能
🗑 ゴミ箱 案件を削除済みとしてマークします。一覧・カレンダー・カンバンには表示されません。編集モーダル下部または ··· メニューから実行。 「ゴミ箱」画面から復元・完全削除
注意:ゴミ箱からの「完全削除」は取り消せません。重要なデータは完全削除前にバックアップをお取りください。
使い分けのヒント:完了した案件はゴミ箱より「アーカイブ」を推奨します。売上履歴・請求書履歴をそのまま保持できます。
元に戻す(Undo):ゴミ箱移動・アーカイブの直後に表示されるトースト通知の「元に戻す」ボタンで、操作をワンクリックで取り消せます(約6秒間表示)。

アーカイブ・ゴミ箱へのアクセス

画面右上の「···」メニュー →「📦 アーカイブ」または「🗑 ゴミ箱」から一覧を確認できます。

7.一括操作

一覧ビューの各行左端のチェックボックスで複数案件を選択すると、画面上部に一括操作バーが表示されます。

操作内容
ステータス一括変更選択した全案件のステータスをまとめて変更します。
📦 一括アーカイブ選択した全案件をまとめてアーカイブします。
🗑 一括ゴミ箱選択した全案件をまとめてゴミ箱に移動します。
ヒント:ヘッダー行のチェックボックスで全件選択・全件解除ができます。

8.キーボードショートカット

入力フィールド(テキスト入力・テキストエリア・セレクト)にフォーカスがある場合、またはモーダルが開いている場合は、すべてのショートカットが自動的に無効になります。
N新規案件フォームを開く
I請求書作成モーダルを開く
F / /検索ボックスにフォーカス
Bバックアップ書き出し
S設定画面を開く
Gユーザーガイドを開く
?ショートカット一覧を表示
1一覧ビューへ切替
2カレンダービューへ切替
3カンバンビューへ切替
4ガントビューへ切替
5売上分析ビューへ切替
前月 / 次月(カレンダーのみ)
T今月へ戻る(カレンダーのみ)
ESC開いているモーダルを閉じる

9.設定画面

設定は S キーまたは画面の「⚙ 設定」ボタンから開きます。「一般」と「📄 請求書」の2タブで構成されています。

一般タブ

設定項目説明
テーマライト / ダーク / システム連動 の3種類。「システム連動」はOS・ブラウザのカラー設定に追従します。
アクセントカラーボタン・バッジ・強調表示などに使われるメインカラーを変更できます(カラーピッカーで選択)。
ステータス名各ステータス(最大12種)の表示名を変更可能
ステータスの表示/非表示使わないステータスをフィルタドロップダウン・カンバンから非表示にする
納期アラート通知有効にすると、起動時に期限超過・7日以内の案件件数をブラウザ通知でお知らせ(1日1回)。初回はブラウザの通知許可が必要です
月間売上目標設定すると売上分析ビューに今月の達成率と目標ラインが表示されます

請求書タブ

設定項目説明
発行者名請求書・見積書の右上に表示される会社名・氏名
住所・電話・メール発行者の連絡先(請求書に印刷)
振込先銀行名・支店名・口座種別・口座番号・口座名義
消費税率請求書・見積書に適用するデフォルト税率(10% / 8%)
支払期限請求書のデフォルト支払期限(日数)
見積有効期限見積書のデフォルト有効期限(日数)
ロゴ画像請求書・見積書に掲載する会社ロゴ(PNG / JPG / SVG)。プレビュー画面で横位置・縦位置・サイズをリアルタイム調整可能

10.バックアップと復元

「···」メニューからバックアップ機能にアクセスします。

👥 チーム共有(共有フォルダ同期)の設定

DeFlow の中核機能です。Dropbox・Google Drive・OneDrive 等の共有フォルダ内の同じJSONファイルをメンバー全員が指定すると、変更が相互に同期されます。

  1. チームで使う共有フォルダ(Dropbox等)を用意し、全員のPCに同期させる
  2. 各メンバーが設定画面(S)→「一般」タブ→「チーム共有」で「あなたの名前」を入力
  3. 「共有ファイルを選択」で共有フォルダ内の同じファイル(例:DeFlow_team_share.json)を選択(最初の1人が新規作成し、2人目以降は同じファイルを選ぶ)
  4. 以降、変更は自動で書き込まれ、他メンバーの変更は約20秒間隔+ウィンドウ切替時に取り込まれます(ヘッダーの「👥 同期」表示で状態を確認できます)

同期の仕組みと制約

  • 案件単位のマージ:同じ案件を複数人がほぼ同時に編集した場合は、後から保存した内容が優先されます(リアルタイム同時編集ではありません)
  • 削除・取消も同期:完全削除・請求書取消は全メンバーに反映されます
  • 請求書番号の保護:連番はメンバー間で大きい方に自動調整され、重複番号での発行時には警告が表示されます
  • 対応ブラウザ:Chrome / Edge(Safari・Firefoxは非対応)
  • ブラウザ再起動後は、セキュリティ上の理由で「再開する」の確認が表示される場合があります
  • 1人で使う場合も自動バックアップとして機能します。共有ファイルは「バックアップ読み込み」からそのまま復元可能です
注意:共有フォルダの同期ラグ(クラウドへのアップロード遅延)分だけ、反映にさらに時間がかかる場合があります。重要な編集の直後はヘッダーの同期時刻を確認してください。
推奨環境:チーム利用は Dropbox / Google Drive を推奨します。iCloud Driveも利用可能ですが、「Macストレージを最適化」の設定等により同期に時間がかかる場合があります。

バックアップ書き出し(手動・Bキー)

  1. 「···」メニュー →「⬇ バックアップ書き出し」をクリック
  2. JSON ファイルがダウンロードされる(例: cutflow_backup_20260629.json
  3. 安全な場所に保存(クラウドストレージ推奨)

バックアップ読み込み

  1. 「···」メニュー →「⬆ バックアップ読み込み」をクリック
  2. JSONファイルを選択
  3. 「上書き」または「追加」を選択
「上書き」を選択すると現在のデータが失われます。読み込み前に必ず現在のデータをバックアップしてください。
メモ:バックアップには案件本体に加えて、経費・追加請求項目・請求書名目・素材リンク・請求書/見積書の発行履歴・クライアント台帳、さらに設定一式(発行者情報・口座情報・インボイス登録番号・税率・請求書/見積書の連番・ロゴ・月間売上目標・テーマなど)もすべて含まれます。「上書き」で読み込むと設定も復元されるため、PCの買い替え・ブラウザ移行もバックアップ1ファイルで完結します(「追加」読み込み時は現在の設定を維持します)。

CSV出力

「···」メニュー →「📊 CSV 出力」で案件一覧をCSVファイルとして出力できます。Excel・Numbersなどの表計算アプリで開けます。

CSV読み込み

「···」メニュー →「📥 CSV読み込み」で、CSVファイルから案件を一括登録できます。他ツールからの移行に便利です。

  • ヘッダー行に「案件名」「クライアント」列が必須です(CSV出力と同じ形式を推奨)
  • 担当者・ステータス・撮影開始日/終了日・納期・見積金額・請求書発行日・入金期限・入金日・素材リンク・メモの列は自動で取り込まれます
  • 読み込んだ案件は既存データに追加されます(上書きはされません)

11.FAQ・よくある質問

Q. ブラウザを再起動したらデータが消えた

DeFlowのデータはブラウザのlocalStorageに保存されています。以下の操作でデータが消える場合があります。

  • ブラウザの「閲覧データを消去」で「キャッシュされた画像とファイル」または「Cookieとサイトデータ」を削除した場合
  • ブラウザをシークレット/プライベートモードで開いていた場合(セッション終了でデータ削除)
  • ストレージ容量が不足している場合
月に一度は「バックアップ書き出し」でJSONファイルを保存する習慣をつけることを強くお勧めします。

Q. 別のパソコンでも同じデータを見たい

「👥 チーム共有(共有フォルダ同期)」を設定してください。Dropbox等の共有フォルダ内の同じファイルを両方のPCで選ぶだけで、変更が自動的に同期されます(1人で2台使う場合にも有効です)。詳しくは10章をご覧ください。

Q. ステータス名を変えたい

設定画面(S)→「一般」タブ→「ステータス設定」で各ステータスの表示名を変更できます。

Q. カレンダーで案件が表示されない

案件に「撮影日(開始)」が設定されていない場合、カレンダービューに表示されません。案件を編集して撮影日を設定してください。

Q. 売上分析で金額が0円になる

選択している「基準日」(納期・請求書発行日・入金日)が案件に設定されていないと、その期間の集計から除外されます。基準日の種類を切り替えて確認してください。

Q. 請求書のPDFを保存したい

「🖨 印刷(PDFとして保存)」をクリックするとブラウザの印刷ダイアログが開きます。プリンターの選択で「PDFに保存」または「Microsoft Print to PDF」を選択してください。

Q. アーカイブに入れた案件を戻したい

「···」メニュー →「📦 アーカイブ」から対象案件を選択し、「復元」ボタンをクリックしてください。

Q. 修正回数をリセットしたい

案件編集フォームの「現在の修正回数」を 0 に戻して保存してください。

Q. 請求書を間違えて発行してしまった

請求書モーダルの「発行履歴」タブ →「取消」ボタンで発行を取り消せます。紐づく案件の請求書発行日・入金期限もクリアされ、ステータスが「納品済み」に戻ります。

Q. iPadでカンバンのカードが動かせない

タッチ端末では、カードを長押し(約0.25秒)してからドラッグしてください。すぐに指を動かすとスクロール操作と判定されます。